iolo Labs - 研究によって実現される優れたパフォーマンス

2001年にiolo technologiesの独立研究機関として設立されたiolo Labsは、科学研究を通してPCの性能と安定性の問題点を理解することを目指しています。この研究の成果として蓄積された知識の母体は、iolo technologiesの市販用製品ラインの効果を発展させ高めるために使用されるデータストリームのバックボーンとしてさまざまな形で活用され、一般の方がコンピュータの最適化について理解を深めるために役立つことを目指して出版される学術論文の基礎となっています。

iolo Labsの登場

1980-2001: 静的ユーティリティの時代

1970年代PCが家庭に浸透し始めると、ユーザーは時間の経過に伴いコンピュータの性能が低下することに気付き始めました。まもなく、ユーザーは老朽化したPCをよみがえらせ、最初の応答性を取り戻して使用する方法の模索を始めました。1980年代には、Nortonのユーティリティが性能低下に抗うための人気の手法となり、その後類似ツールが続々と発売されました。

コンピューティング業界の動きが比較的ゆっくりだったため、これらの第1世代の「ユーティリティ」と呼ばれるものは、効果的に目的を実現することができました。コンピュータにはオペレーティングシステムと入れ替わりのないソフトウェアアプリケーション一式がインストールされ、その状態が変わることは何年もありませんでした。初期のユーティリティソフトウェアでは、単純な万能型修正および最適化手法を安全に適用できるほどすべてのコンピュータが似通っている (そして、十分長い期間そのままの状態である) ことを安全に想定できました。この時点では公共インターネットは存在せず、ネットワークは大企業や政府機関でのみ使用され、ファイルはフロッピーディスクを配布して共有され、ソフトウェア製品は最寄りのコンピュータ販売店で新しい物理的な商品を購入することでアップデートされていました。

しかし、1990年代半ばにインターネットが普及すると、システムは世界的な通信ネットワークと一体となり、テクノロジ業界は急速な発展期に入りました。コンピュータ機器メーカーは需要増についていくために増産を行い、ソフトウェア会社は最新の製品の修正プログラムと新しいバージョンをユーザーに常に提供する方法としてインターネットを採用し、新しいオンラインソフトウェアライブラリは、自宅やオフィスから便利に試すことができる新しいプログラムをほぼ無限に提供するようになりました。


次世代: データ駆動型ツール

このペースの速い新しいコンピューティング環境は常に変化し続け、同一性を前提としていた第1世代のユーティリティ製品は、すぐに時代遅れとなりました。また、電子的に提供されるソフトウェア製品の爆発的な増加により、絶え間ないインストールおよびアンインストールが結果として行われ、以前は何年も経って初めて低下していたPCの性能が、数日または数週間で悪影響を受けるようになりました。

iolo technologiesは、1998年、コンピュータの修正と高速化を行うソフトウェアを設計するために設立されました。ioloは、古い「ユーティリティ」手法を、コンピューティング環境のますます加速される変化によりよく適合できるソフトウェアに進化させる必要があることを最初から認識していました。そして、新しい脅威に対するオンザフライウイルス対策アップデートを配信するセキュリティソフトウェアの機能をヒントに、チューンアップソフトウェアの定期アップデートを提供する同じような方法の研究を始めました。ウイルス定義のアップデートによりウイルス対策ソフトウェアに最新のセキュリティ脅威からの防御方法が組み込まれるのとまったく同じように、チューンアップ製品を常にアップデートして最新の性能、互換性、最適化、修正技術を持たせることにより、PCの性能に対する脅威から消費者を保護し続けることができます。


Tune-up Definitions™

ioloのエンジニアは、動作遅延、クラッシュ、フリーズといった問題の原因を調べて解決策を導き出すために、PCの性能に関する重要情報の収集を開始しました。2年間の初期研究では、スピードと安定性に悪影響を及ぼす動作パターンの追跡と把握に重点を置きながら数百万台のコンピュータのシステム稼働状態の傾向が分析されました。この総合的な一連の評価項目がiolo Labsの最初のナレッジベースとなり、2001年にioloの市販のチューンアップ製品System Mechanic®に組み込まれました。

最先端の研究成果をすぐに反映させたことで、進化し続けるお客様のコンピュータに対応するSystem Mechanicの能力は劇的に高まりました。新種の問題に最新の解決策を適用できたわけです。たとえば、システム性能を高める新しい方法が見つかった場合や、一般的なシステムエラーを解決する方法が見つかった場合、ioloは新しい「Tune-up Definitions」をお客様に送信し、製品には新しい最適化と修正が即座に追加されます。

この科学ナレッジベースにより、System Mechanicは、PC全体の稼働状態と性能に影響するコンピュータの主要機能であるメモリ、CPU使用量、システムとプログラムの起動時間、レジストリ、Windows処理に、各種アプリケーション、設定、サービスが影響を与える形態にリアルタイムに対応できます。


iolo Labsの今

創立10周年を迎えたiolo Labsは、ioloのチューンアップソフトウェア改善を目的とした実験からioloの完全に独立した研究機関に成長しました。iolo Labsは、引き続きPCの性能低下を引き起こす原因の理解と性能低下を元に戻す効果的な方法の開発に取り組んでいきます。これらの日々の研究努力の成果により、Tune-up Definitionsが継続的に発行されます。現在、System Mechanicは、世界で3300万台を超えるデスクトップに6言語でiolo Labsの知識の母体を直接提供するほぼ20,000の独立した定義によって駆動されています。

iolo Labsは研究を継続する一方で、科学研究成果を一般の方と共有するための一連のイニシアティブにも着手しました。この活動には以下のような出版事業も含まれています:

  • コンピュータの動作遅延、障害、性能低下の性質を学ぶことができるレポート
  • システムの最適化とメンテナンスの新しい動きと進展についての最新情報を常に得るために役立つ記事
  • 一般の方が発表されている研究にアクセスし、iolo Labsのスタッフと直接やりとりし、チューンアップの最新のヒントやニュースを知ることができるブログや情報フィードを購読できる専用Webサイト